女性ならではの悩み|うつ病に対する薬物療法とは【抗うつ剤などの薬を服用】

うつ病に対する薬物療法とは【抗うつ剤などの薬を服用】

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女性は比較的男性よりもうつ病になりやすいといわれていますが、妊娠や出産など女性の機能や子どものことを気にするあまり、効果のある薬を躊躇しがちで症状を悪化させやすいので注意が必要です。加えて、その病像はさまざまで、いろいろなタイプがあります。たとえば、めでたく妊娠しても女性としては人生が大きく変化する過渡期となるため、うつ病を発症しやすくなります。主にホルモンの変動が関係するタイプで、妊娠や育児期にうつにかかると妊娠自体を喜べなかったり、子供の世話や家事をする気が起きなかったりなどの特徴があります。ひどく不安になり自信を無くすことも多く、その不安は自分だけでなく子供にも及ぶことがほとんどです。一方で近年、増えているのが不妊が原因となる例です。ホルモン変動とは異なり、環境やストレスなど心理社会的側面が強いタイプのうつになります。不妊治療によりひどく疲れてしまい物事が億劫になったり、なかなか妊娠できないことで不安になり、絶望感を強く感じたりする傾向にあります。子供がいる友達に会いたくないなどの理由で家に閉じこもりがちになり、社会的なつながりをたってしまうことがあるほどです。両タイプとも、カウンセラーなどに相談しながら薬を処方してもらうことが大事です。うつ病を発症する人は、性格や考え方、環境などさまざまな面で共通点があります。その中の一つに性差があります。うつ病の有病率は世界的にみても女性のほうが高く、男性のおよそ2倍です。女性は男性よりも医療機関への受診に対する抵抗が少ないことも関係していますが、その反面、薬への抵抗が強く治療が長引くこともあります。また、女性特有の不定愁訴とうつ病の深い症状がかぶることも多いことから、高い確率で発症するとされています。それらの要件を除いたとしても性差はあり、生物学的には脳の性差、性ホルモンの違い、ストレス反応の違いです。脳の機能に関しては、未だに解明されていないことが多いですが、その仕組みからも抗うつ薬の反応は良いとされています。加えて、女性ホルモンの働きがうつ病と大きく関係していることはわかっています。これらのホルモンの波に一致して月経前不快気分障害や産後・更年期うつなどを発症し、女性特有のうつ病を増やす原因になっています。さらに、女性は子供を守り、仲間同士で集まる傾向のストレス反応を示すことが多いです。これは、社会的な接近行動をコントロールするオキシトシンというホルモンを女性ホルモンが増強しているためだと考えられています。

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